使われている材の大きさを見てください。太くて良い材を使ってきっちりした仕事をすれば良い物ができるという当たり前のことを、ここで見ることができます。高い天井と黒光りする太い材が部屋の力強さを印象づけます。 天井から下がっているのは槍掛けです。 ◆◆◆ 隣の部屋は神前の間です。ここにどんでん返しがあります。 正面の壁、ちょっと見には普通の壁ですが、左側を押すと奥に抜ける通路があらわれます。まるで忍者屋敷です。庄屋の家になぜこんな仕掛けがあるのか、不思議ですね。 ◆◆◆ 二代目の綱興です。 村会議員のほか多くの公職を歴任、公共のために財を惜しまず、産業振興にも熱心で地元の発展に尽くしました。また、俳句に長じ、箕田と号しました。 明治12年生まれ、大正7年に40才で没しました。 (まつやま文化財サポートの会/なかしろ) 2009年3月末より、いよいよ公開!詳しくはこちらから… ★「 井出創太郎 渡部家住宅 ーその光と記憶 第三期」概要 ★「井出創太郎 第一期作品集」 ★「サブイベント情報」
by watanabekejyutaku
| 2008-11-01 09:29
| 渡部家住宅の見所
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